パフォーマンス レベル

負荷テストが完了すると、パフォーマンス エンジニアは、通常、テストが成功したかどうかを評価しなければなりません。この評価は、負荷テストを徹底的に分析することによって行われます。

パフォーマンス エンジニアは、ワークベンチや Performance Explorer が提供するさまざまな分析ツールを使用できます。さまざまなレポートを使用して、エラー総数や、レスポンス時間のしきい値など、多くの測定値を分析します。また、負荷テスト実行前に決定したパフォーマンス基準やサービス レベルとレスポンス時間を比較することもできます。

このプロセスは、手動による負荷テスト評価として特徴付けられます。しかし、多くの場合、負荷テストを自動的に評価できると便利です。例:CI 環境で、パフォーマンス基準に満たない場合にのみ通知を受けたいとユーザーは考えます。Silk Performer では、このような場合に、パフォーマンス レベル を使用することができます。パフォーマンス レベルは、能動的と受動的の 2 種類の方法で定義できます。

もちろん、これらのアプローチを組み合わせることもできます。負荷テストの実行前にパフォーマンス レベルを定義すると、要求するステータスがレポートに反映されていない可能性があるため、実行の完了後に修正することが求められる場合に、組み合わせたアプローチが必要になることがあります。

両方のアプローチに対応するため、ワークベンチと Performance Explorer の両方からパフォーマンス レベルのダイアログにアクセスできます。ワークベンチでは、プロジェクト > パフォーマンス レベルの定義、または プロジェクト > パフォーマンス レベルの割り当て をクリックします。Performance Explorer では、レポート タブを選択し、レベルの定義 または レベルの割り当て をクリックします。