パフォーマンス レベルの定義と割り当て(能動的アプローチ)

パフォーマンス レベルを測定値に割り当てるには、負荷テストの後で利用可能なる測定値を Silk Performer がわかっている必要があります。このため、以下で述べる手順を行う前に、ベースライン テストを実行し、ベースラインを設定してください。ベースラインが設定されていないと、パフォーマンス レベルに割り当てる測定値が利用できません。
  1. ワークベンチで、プロジェクト > パフォーマンス レベルの定義 をクリックします。
  2. パフォーマンス レベルの定義 ダイアログが開き、テーブルが表示されます。このテーブルの行は、パフォーマンス レベルを表します。必要に応じてパフォーマンス レベルを追加できます。
  3. 列は、パフォーマンス指標を表します。列ごとに、次のパフォーマンス指標から 1 つを選択します。
    • 平均値: 平均値
    • P50: 中央値
    • P90:90 パーセンタイル
    • P95:95 パーセンタイル
    • P99:99 パーセンタイル
  4. 各レベルに対してパフォーマンス レベルの名前と値を入力します。
  5. パフォーマンス レベルを定義したら、レベルの割り当て をクリックします。
  6. パフォーマンス レベルの割り当て ダイアログが開き、ベースライン テストで収集されたすべての測定値が表示されます。定義したパフォーマンス レベルを各測定値に手動で割り当てることができます。または、ベースラインに基づいて自動的にレベルを設定する をクリックします。また、特定の測定値をすばやく見つけるためにリストにフィルタを指定したり、すべてのレベルを [なし] に設定する をクリックすることができます。作業を終えたら、OK をクリックします。
負荷テストのモデリングを終えたら、実行します。実行が完了すると、概要レポートが開き、パフォーマンス レベルが表示されます。結果は色分けして表示されます。パフォーマンス レベルを満たしているものは緑で、満たさないものは赤で表示されます。これにより、負荷テストが合格したか失敗したかを直感的に判断できます。負荷テストの実行後に設定を微調整する場合は、受動的アプローチに従います。
注: パフォーマンス レベルの定義は、特定のワークロードに対して有効です。複数のワークロードが定義されている場合は、ワークロードごとにパフォーマンス レベルを定義できます。