[エージェントの割り当て] タブ

ワークロードの設定 > エージェントの割り当て タブでは、必要な負荷を配信するためにワークロード プロファイルにエージェントを割り当てる方法を構成できます。特定のプロジェクト エージェントへの静的または動的割り当てや、Silk Central エージェント クラスタへの動的割り当てが含まれます。

項目 説明
エージェント ワークロードの割り当てに対して現在利用できるエージェントが、各機能の種類 (Java、ODBC、SAPGUI など) に対して、各エージェントから実行できる最大仮想ユーザー数とともに、表示されます。

最大仮想ユーザー数は エージェント リソース使用率 設定で決まります。

動的ワークロード割り当てに失敗した場合のエラー処理にこのリストが役に立ちます。Silk Performer ランチャ サービス経由で接続できない、あるいは他の負荷テストで現在ロックされているエージェントが表示されるからです。

クラウドにログインしているとき、このリストには使用可能なクラウド エージェントが他の使用可能なエージェントと並べて表示されます。

割り当ての種類: プロジェクト エージェントに静的に割り当てる この方法では、静的に特定のエージェント コンピュータ (エージェントのクラスタではなく) をユーザー プロジェクトに割り当てます。 この方法では、エージェントの有効性の検査は実行されず、エージェントのロックは無効です。 クラウドに配置されているエージェントを使用する場合は、この方法を選択します。
割り当ての種類: プロジェクト エージェントに動的に割り当てる この方法では、実行時にプロジェクト エージェントに対して、動的エージェント割り当てでワークロードが配信されます。 ワークロード配信では、各エージェントの機能に基づいた最適なワークロードのエージェントへの割り当てを作成するように、エージェント機能の仕様が強化されています。 この方法では、実行時のエージェントのロックは有効です。 別のコントローラでその時点で使用されていない応答するエージェントのみが、この方法で使用されます。
割り当ての種類: Silk Central エージェント クラスタに動的に割り当てる Silk Performer 経由の Silk Central のワークロード配信でも、動的ワークロードのエージェントへの割り当てが使用されます。 Silk Performer 内で、テストのワークロードを配信するエージェント クラスタ名 (ドロップ リストから) を選択します。 Silk Central では、クラスタに割り当てられたエージェント コンピュータのリストが用意されます。 この方法では、実行時に個々のエージェントの機能に基づいて、ワークロードが特定のエージェントに割り当てられます。 Silk Central に接続すると、使用可能なエージェント クラスタの一覧が表示されます。 右端のウィンドウに、選択したエージェント クラスタに現在関連付けられているエージェントが表示されます。 このアプローチでは、Silk Performer プロジェクトを変更することなく、クラスタのエージェントを変更できます。 Silk Central からエージェント クラスタ リストをダウンロードするには、Silk Central のログオン認証情報が必要です。 ユーザーの Silk Performer プロジェクトが既に Silk Central のテスト定義に関連付けられている場合、ログインは必要ありません。 この方法では、実行時のエージェントのロックは有効です。 別のコントローラでその時点で使用されていない応答するエージェントのみが、この方法で使用されます。 プロジェクトが Silk Central のテスト定義に関連付けられていない場合は、Silk Performerのシステム設定の Silk Central 接続パラメータが使用されます。 どちらのアプローチも成功しなかった場合は、Silk Central からエージェント クラスタをダウンロード ダイアログが表示されます。 このダイアログの各項目には、 設定 > システム設定 Silk Central にある項目の値と、同じ値が表示されます。 適切な接続パラメータを指定して、完了 をクリックします。
ユーザーを均等に分散する このオプションは、プロジェクト エージェントに静的に割り当てる を選択した場合に有効です。 各エージェントの一般的な再生機能に応じて、既存のすべてのユーザー タイプをすべてのエージェントに均等に分散するには、このオプションを使用します。 たとえば、仮想ユーザーが 50、エージェントが 5 ある場合、各エージェントは 10 仮想ユーザーを実行します。 このオプションが有効にされていない場合、再生機能が許容すれば、最初のエージェントが 50 仮想ユーザーを実行します。 その他のエージェントはアイドル状態になり、1 つのエージェントが再生機能の最大に達した場合にのみワークロードを引き継ぎます。
クラウド エージェントを使用する このオプションは、プロジェクト エージェントに静的に割り当てる を選択した場合に有効です。 クラウド内で仮想マシンとして動作するエージェントを配置する場合は、このオプションを使用します。 このチェック ボックスをオンにすると、クラウドの ログイン ダイアログ ボックスが開き、ユーザー資格情報の入力を求められます (資格情報の保存 (Save Credentials) をオンにすると、次回からは資格情報の入力を求められません)。 有効な資格情報を入手するには、販売代理店に問い合わせてください。
Cloud Agent Manager クラウド内のエージェントを管理できる Cloud Agent Manager を起動するには、ここをクリックします。
エージェント リソース使用率 各エージェントの再生機能に基づいて、そのエージェントで実行できる仮想ユーザー全体のうち最大何パーセントまで割り当てるか指定するには、エージェント リソース使用率 チェック ボックスをオンにします。 たとえば、SAPGUI 機能があるエージェントが SAPGUI ユーザー タイプの 50 ユーザーを実行できるときに、エージェント リソース使用率 値を [50] % にすると、結果として 25 の SAPGUI 仮想ユーザーがテストで利用できます。 この値は、エージェント テーブルに反映されます。
エージェント間で負荷を分散する 増加ワークロードまたは動的ワークロードの場合は特に、このオプションを有効にすることをお勧めします。 この設定は、実行の瞬間まで有効にならない点に注意してください。
  • この設定を有効にしないと、ユーザーの負荷はエージェント間で順に配分され、次のようになる場合があります。
    • エージェント 1: 仮想ユーザー 1、仮想ユーザー 2、…、仮想ユーザー 17
    • エージェント 2: 仮想ユーザー 18、仮想ユーザー 19、…、仮想ユーザー 34
    • エージェント 3: 仮想ユーザー 35、仮想ユーザー 36、…、仮想ユーザー 50
  • この設定を有効にすると、以下のように、仮想ユーザーがエージェント間で均等に分散されます。
    • エージェント 1: 仮想ユーザー 1、仮想ユーザー 4、仮想ユーザー 7、…
    • エージェント 2: 仮想ユーザー 2、仮想ユーザー 5、仮想ユーザー 8、…
    • エージェント 3: 仮想ユーザー 3、仮想ユーザー 6、仮想ユーザー 9、…
ユーザータイプ/エージェント タブのこの部分では、プロジェクトに関連付けられたユーザーとエージェントの割り当てを編集できます。 各ユーザー タイプをポイントすると、そのユーザー タイプに必要な機能が表示されます。 この表示は、ワークロードの割り当てが失敗したときのエラー処理に便利です。
ユーザー分散の概要 ユーザー分散の概要 ボタンをクリックすると、プロジェクトでのユーザーとエージェントの割り当ての要約が表示されます。