負荷時の検証

Silk Performer は、Web アプリケーションの種類について、負荷時の視覚的検証機能を提供します。 負荷テスト中に、詳細なコンテンツ検証チェックと完全なエラー詳細分析とを組み合わせることができます。 Silk Performer 検証チェックは、パフォーマンスを大きく損なうことなく、すべての仮想ユーザーから行うことができます。

Silk Performer の革新的 TrueLog 技術により、負荷テストに参加するすべての仮想ユーザーのエラーについて、詳細なデータを収集することができます。 負荷テスト ツールとは切り離された従来の試験用クライアントでは、実際に検証を行うユーザーに対して発生するコンテンツ検証エラーの検出しかできません。 機能テスト ツールでは、限られた数のユーザーしか同時に処理することができないため、そのような機能テストでカバーできるのは Web アプリケーションにアクセスする全ユーザーのごく一部でしかありません。 そのような試験用クライアントでは、その小さなサブセットには属さないユーザーで発生する検証エラーを検出することはできません。 Silk Performer では、負荷テスト ツールを使って行えるテストの種類が定義し直されました。

Silk Performer TrueLog 技術を使用すると、アプリケーションに重い負荷がかかっている場合に、ユーザーのサブセットにのみ通常発生するエラーを見つけ出すことができます。 大半のアプリケーションでは、このような種類の負荷は、アプリケーションが実際に配置されてから経験することになる場合がほとんどです。 典型的なエラーとしては、Web ページのテキストの誤り、計算値や表示値の誤り、「サーブレット エラー」や「サーバーがビジー状態です」 といったアプリケーション関連のメッセージなどがあります。 これらはシステムレベルのエラーではなく、Web ページには、ステータス コード「HTTP 200」で表示されるものです。

TrueLog Explorer には、次の機能を使用した、負荷時Silk Performer 検証機能のビューが備わっています。
  • ビジュアル コンテンツ検証では、検証するコンテンツを視覚的に定義できます。
  • TrueLog On Error 生成と TrueLog On Error 分析の機能により、エラーを視覚的に分析してその根本原因を特定することができます。