テスト スクリプトを記録する

熟練したユーザーであれば、自分でスクリプトを作成し、手動でコードを書きたい場合もあるでしょう。空のスクリプトを作成して始めたり、インストール済みのサンプル スクリプトをカスタマイズすることができます。

しかし、Silk Performer Recorder を使用して、作業を記録してスクリプトを作成することもできます。Silk Performer Recorder を使用したときに実行する必要のある基本的な手順を以下に示します。

  1. 作業対象のプロジェクトを開くか、新しいプロジェクトを作成します。
  2. ワークフロー バーの スクリプトの作成 をクリックします。 ワークフロー - スクリプトの作成 ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. 記録プロファイル リストから、テスト予定のクライアント アプリケーションのプロファイルを選択します。使用するアプリケーションのプロファイルがまだセットアップされていない場合は、リストの右側にある 設定 をクリックして、セットアップします。
  4. プロジェクトの種類に応じて、URL フィールドにアプリケーションの URL を、または コマンド ラインフィールド にアプリケーションの場所を入力します。
  5. 記録の開始 をクリックします。 [Silk Performer Recorder - [<プロファイル名>]] ダイアログが最小化されて表示され、クライアント アプリケーションが起動されます。
  6. 記録中に発生したアクションのレポートを表示するには、GUI サイズの変更 をクリックして [SilkPerformer Recorder - [<プロファイル名>]] ダイアログを最大化します。 [SilkPerformer Recorder - [<プロファイル名>]] ダイアログが最大化され、アクション ページに表示されます。
  7. クライアント アプリケーションを使用して、テストでシミュレートするターゲット サーバーでの操作などを実行します。この操作を、Recorder が取得して、記録します。 これらのアクションとダウンロードされたデータのレポートが、アクション ページに表示されます。
  8. 記録フェーズ中に、トランザクションとタイマをテスト スクリプトに挿入します。トランザクションとタイマは必要なだけ作成できます。トランザクションを挿入するには、トランザクションの新規作成 をクリックします。トランザクションとは、仮想ユーザーに割り当てることができる作業のことです。
  9. [トランザクションの新規作成] ダイアログで、トランザクション名を入力して、OK をクリックします。 新しいトランザクションが アクション ログに表示されます。
  10. タイマを挿入するには、タイマ セッションの新規作成 をクリックします。タイマは、テスト内でユーザーが定義する測定期間です。パフォーマンスを分析するトランザクションのコンポーネントごとに、タイマを作成してください。確認ダイアログで、タイマ名を入力して、OK をクリックします。
  11. 記録を終了するには、記録停止 をクリックします。
  12. .bdf ファイルの名前を入力し、保存します。キャプチャ ファイル ページが表示されます。スクリプトの生成 をクリックして、キャプチャ ファイルからスクリプトを生成します。
  13. クライアント アプリケーションを閉じて、Silk Performer Recorder を閉じます。