記録によるテスト スクリプト

テスト スクリプトを作成するための標準的で最も簡単な方法は、Silk Performer Recorder を使用することです。Recorder は、トラフィックをキャプチャして記録し、テスト スクリプトを生成する Silk Performer のエンジンです。

最初に、Silk Performer Recorder は、テスト対象のクライアント アプリケーションとサーバー間の実際のトラフィックを測定して記録します。記録が完了すると、Silk Performer Recorder はテスト スクリプトまたはキャプチャ ファイルのいずれかを生成します。後で、キャプチャ ファイルからスクリプトを作成できます。テスト スクリプトは、Silk Performer 専用のスクリプト言語である ベンチマーク記述言語 (BDL: Benchmark Description Language) で記述します。

記録フェーズ中に、トランザクションを定義します。トランザクションは、後から負荷テストにおいて仮想ユーザーに割り当てられる独立した作業単位で、これに対して、個別に時間測定が行われます。別の作業単位に依存しない作業単位に対してのみ、新規のトランザクションを作成します。記録中に発生した任意のアクションまたは一連のアクションに対して、個別に時間測定を行うことができます。

Silk Performer Recorder を使用すると、以下のようなさまざまな利点があります。