Locator Spy を使用したロケーターまたはオブジェクト マップ項目のテスト メソッドへの追加

Locator Spy を使用して、ロケーターまたはオブジェクト マップ項目を手動でキャプチャし、ロケーターまたはオブジェクト マップ項目をテスト メソッドにコピーします。たとえば、Locator Spy を使って、GUI オブジェクトのキャプションや XPath ロケーター文字列を識別できます。そして、関係するロケーター文字列や属性をスクリプト内のテストメソッドにコピーします。
  1. 変更したいテスト クラスを開きます。
  2. Silk4NET > Locator Spy をクリックします。
    Locator Spy とテスト対象アプリケーションが開きます。モバイル アプリケーションをテストしている場合、モバイルデバイスの画面を表示する [モバイルの記録] ウィンドウが開きます。この記録ウィンドウで操作を実行することはできませんが、モバイル デバイスやエミュレータ上で操作を実行してから、記録ウィンドウの表示を更新することができます。
  3. 省略可能:ロケーターを記録する前に、テスト対象アプリケーションを特定の状態にするには、ロケーターの記録を停止 をクリックします。 これ以降、テスト対象アプリケーションで実行する操作は、記録されなくなります。ロケーターの記録を再開する場合は、ロケーターの記録を開始 をクリックします。
  4. 省略可能:オブジェクト マップ項目の代わりにロケーターを ロケーター 列に表示するには、オブジェクト マップ識別子の表示 チェック ボックスをオフにします。 オブジェクト マップ項目名は、コントロールまたはウィンドウに対して、コントロールやウィンドウのロケーターではなく論理名 (エイリアス) を関連付けます。デフォルトでは、オブジェクト マップ項目名が表示されます。
    注: このチェック ボックスをオンまたはオフにすると、変更が自動的にロケーターの詳細に反映されます。ロケーターの詳細 テーブルのエントリを更新するには、エントリをクリックします。
  5. 記録するオブジェクトの上にマウスを移動します。 関連するロケーター文字列またはオブジェクト マップ項目は、選択済みロケーター テキスト ボックスに表示されます。
    注: ブラウザーでテストしている場合、選択済みロケーター フィールドに実際にキャプチャするとロケーターのみが表示される。
  6. Ctrl+Alt を押してオブジェクトをキャプチャします。
    注: スクリプト オプション ダイアログ ボックスの 全般記録オプション ページで別の記録停止キー操作を指定した場合は、Ctrl+Shift を押してオブジェクトをキャプチャします。
  7. 省略可能:追加のロケーター属性の表示 をクリックすると、関係する属性のすべてが ロケーター属性 テーブルに表示されます。
  8. 省略可能:記録したロケーター属性は、ロケーター属性 テーブルの別のロケーター属性で置き換えることができます。 たとえば、記録したロケーターは以下のように表示されます。
    /BrowserApplication//BrowserWindow//input[@id='loginButton']
    ロケーター属性 テーブルに textContents Login がリストされている場合、以下のようにしてロケーターを手動で変更できます。
    /BrowserApplication//BrowserWindow//input[@textContents='Login']
    新しいロケーターは、選択済みロケーター テキスト ボックスに表示されます。
  9. ロケーターをコピーするには、ロケーターをクリップボードにコピー をクリックします。 選択済みロケーター テキスト ボックスで、コピーするロケーター文字列の位置をマークし、マークしたテキストを右クリックして コピー をクリックすることもできます。
  10. スクリプト内で、記録したロケーターを貼り付ける位置にカーソルを置きます。 たとえば、スクリプト内の Find メソッドの該当するパラメータにカーソルを置きます。

    ロケーターを貼り付けるテスト メソッドでは、ロケーターをパラメータとして受け取れるメソッドを使用する必要があります。Locator Spy を使用することで、クエリ文字列が正しいことが保障されます。

  11. ロケーターまたはオブジェクト マップ項目をテスト ケースまたはクリップボードにコピーします。
  12. 閉じる をクリックします。