TrueLog を使用したビジュアル実行ログ

TrueLog は、ビジュアルな検証を通じてテスト ケースの失敗の根本的な原因の分析を単純化するための強力なテクノロジです。テストの結果は、TrueLog Explorer で検証できます。テストの実行中にエラーが発生すると、TrueLog はそのエラーが発生したスクリプトの行を簡単に特定し、問題を解決できるようにします。

注: TrueLog は、スクリプトに対して単一のローカル エージェントまたはリモート エージェントのみをサポートしています。たとえば、1 つのマシンでアプリケーションをテストし、そのアプリケーションが別のマシンのデータベースにデータを書き込む場合のように、複数のエージェントを使用する場合は、スクリプトで使用された最初のエージェントに対してのみ TrueLog が書き出されます。リモート エージェントを使用する場合は、リモート マシンにも TrueLog ファイルが書き出されます。

TrueLog Explorer に関する追加の情報については、『Silk TrueLog Explorer Silk Test のヘルプ』を参照してください。

Silk4J で TrueLog を有効にして、Silk4J テストの実行中にビジュアル実行ログを作成できます。TrueLog ファイルは、Silk4J テストが実行されたプロセスの作業ディレクトリに作成されます。

注: Silk4J テストの実行中に TrueLog を作成するには、JUnit バージョン 4.6 以降が使用されている必要があります。JUnit バージョンが 4.6 よりも古い場合に TrueLog を作成しようとすると、TrueLog を書き出すことができないことを示すエラー メッセージを、Silk4J はコンソールに出力します。

デフォルトの設定では、スクリプトでエラーが発生した場合にのみスクリーンショットが作成され、エラーの発生したテスト ケースのログのみが作成されます。