Silk4J を使用したベスト プラクティス

テスト対象アプリケーションとテスト環境によって、アプリケーションに対して機能テストや回帰テストを実行しようとするときに、さまざまな課題に直面することがあります。Micro Focus では、次のベスト プラクティスを推奨します。
  • Silk4J が提供する機能を最適に使用するには、同じテストで複数のアプリケーションをテストする場合を除き、テストするアプリケーションごとに個別のプロジェクトを作成します。
  • 大規模なテスト フレームワークが整っているのであれば、キーワード駆動テスト手法を使用することを検討してください。
  • Eclipse に最低 512MB のメモリを割り当ててください。eclipse.ini ファイルで xms の値として 512 以上を設定することで割り当てることができます。 このファイルは、Eclipse インストール ディレクトリにあります。
  • テストするマシンの画面上のテキストやその他の項目の大きさをデフォルト値に設定してください。デフォルト以外の設定を使用すると、記録や再生時に座標が一致しない問題が発生する可能性があります。
    • Microsoft Windows 7 を使用している場合は、スタート > コントロール パネル > デスクトップのカスタマイズ > ディスプレイ でこの設定を変更できます。
    • Microsoft Windows 10 を使用している場合は、設定 > システム > ディスプレイ > テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する でこの設定を変更できます。
  • Silk4J がアプリケーションのオブジェクトを解決できなかったり、Silk4J がアプリケーションのすべてのオブジェクトを Control として解決することが原因で、アプリケーションに対するテストを記録できない場合、Silk4JUI オートメーションの有効化 オプションをオンにして、Microsoft UI オートメーション サポートを使用してみることができます。詳細については、「UI オートメーション」を参照してください。