記録/再生の対象とする WPF クラスの設定

Silk Test Workbench は、一般的に機能テストに無関係なコントロールは除外します。たとえば、レイアウトを目的として使用されるコントロールは含まれません。しかし、カスタム コントロールが除外されたクラスから派生している場合、除外されたコントロールを記録/再生の対象とするためには、関連する WPF クラスの名前を指定します。

記録や再生の対象にしたい WPF クラスの名前を指定します。たとえば、MyGrid というカスタム クラスが WPF Grid クラスから継承された場合、MyGrid カスタム クラスのオブジェクトは記録や再生に使用できません。Grid クラスはレイアウト目的のためにのみ存在し、機能テストとは無関係であるため、Grid オブジェクトは記録や再生に使用できません。この結果、Grid オブジェクトはデフォルトでは公開されません。機能テストに無関係なクラスに基づいたカスタム クラスを使用するには、カスタム クラス (この場合は MyGrid) を OPT_WPF_CUSTOM_CLASSES オプションに追加します。これによって、記録、再生、検索、プロパティの検証など、すべてのサポートされる操作を指定したクラスに対して実行できるようになります。
  1. ツール > オプション をクリックします。
  2. オプション メニュー ツリーの 記録 の隣にあるプラス記号 (+) をクリックします。
  3. WPF をクリックします。
  4. カスタム WPF クラス名 グリッドで、記録や再生中に公開するクラスの名前を入力します。 複数のクラス名を指定する場合にはカンマで区切ります。
  5. OK をクリックします。