記録されない自動テスト ステップの作成

自動テスト ステップとは、アプリケーションをテストするために、テスト アプリケーションのコントロールに対して操作を実行するステップのことです。たとえば、テスト アプリケーションで項目の選択、テキストの入力、コントロールのクリックなどを行うステップが自動ステップです。

自動ステップは、通常は記録します。ビジュアル テストの記録中にテスト アプリケーションのコントロールを操作すると、Silk Test Workbench によって、通常は個々の操作(クリックなど)が単独のステップとして記録されます。

ただし、記録を行わずに自動テスト ステップを作成して、ビジュアル テストにそのステップを挿入することもできます。記録を行わずに自動ステップを作成すると、テスト計画にわずかな変更が生じた場合に、テスト全体を記録し直すことなくその変更を吸収できます。自動テスト ステップを作成するには、オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使用してテスト アプリケーションを操作するか、画面プレビュー でキャプチャされた画面イメージを操作します。オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使用すると、Silk Test Workbench によってテスト アプリケーションのさまざまなコントロールがどのように認識されるかを確認できるため、アプリケーションのテストを最適化する方法を理解しやすくなります。