[結果] ウィンドウのタブ

結果 ウィンドウのタブは、ビジュアル テストの特定の種類のステップまたはスクリプトの特定の種類のコード行をすばやく表示できるフィルタとして機能します。

合格失敗フラグ、および 詳細 タブのすべてで同じ方法、つまり ビジュアル ナビゲータ のペインを使用して内容が整理され、表示されます。それぞれのタブでは、表示される内容の種類が異なります。詳細 タブには、各ステップまたはコード行が含まれます。合格 タブには、合格した検証のみが含まれます。失敗 タブには、失敗した検証のみが含まれます。フラグ タブには、フラグを付けられた結果ステップのみが含まれます。

結果 ウィンドウには以下のタブがあります。

要約 タブ
結果を開くと、このタブがデフォルトで表示されます。デフォルトの結果表示を変更するには、[全般] オプションの デフォルトの結果表示 オプションを変更します。要約 タブには、以下の情報を含む全般的な概要レポートが表示されます。
  • 総実行結果:ビジュアル テストまたはスクリプトが正常に再生されて、結果合格条件(パーセンテージ)を満たしている場合は、[合格] と表示されます。結果合格条件(パーセンテージ)を満たしていない場合は、[失敗] と表示されます。ステップを正しく実行できなかった場合は、[再生エラー] と表示されます。
  • ブラウザー:Web アプリケーションに対してテストが実行された場合、次の情報が行に表示されます。
    • テストが実行されたブラウザー。
    • ブラウザーのバージョン。
    • 再生時に使用するブラウザー サイズ。この情報は、デフォルト サイズではなく、ブラウザー サイズを変更した場合にのみ表示されます。
    • オペレーティング システムとバージョン。
    • モバイル デバイス、エミュレータ、シミュレータの名前。モバイル Web アプリケーションに対してテストが実行された場合にのみ、この情報が表示されます。
    • ブラウザー テストが実行されたモバイル デバイスが接続されている、またはエミュレータやシミュレータが実行されているマシンの名前。モバイル Web アプリケーションに対してテストが実行された場合にのみ、この情報が表示されます。
  • デバイス:ネイティブ モバイル アプリケーションに対してテストが実行された場合、次の情報が行に表示されます。
    • モバイル デバイス、エミュレータ、シミュレータの名前。
    • モバイル デバイス、エミュレータ、シミュレータのオペレーティング システムとそのバージョン。
    • モバイル デバイスが接続されている、またはエミュレータやシミュレータが実行されているマシンの名前。
  • モバイル アプリケーション:テストを実行したモバイル アプリケーションへの完全パス。ネイティブ モバイル アプリケーションに対してテストが実行された場合にのみ、この情報が表示されます。
  • 中止の理由:ビジュアル テストまたはスクリプトの再生が中止された理由を表示します。
  • 最新の実行番号:最新の結果の実行番号を表示します。
  • 最近の実行:最近の実行を表示します。前の実行を表示するには、表示する実行をクリックします。このフィールドに表示されていない以前の実行を開くには、ツールバーの すべての実行を表示 をクリックして 実行の詳細 ダイアログ ボックスを開きます。ここで、前の実行を開いたり削除したりできます。
  • 実行されたビジュアル テスト/.NET スクリプト:結果のビジュアル テストまたはスクリプトの名前を表示します。
  • ビジュアル テスト/.NET スクリプトの説明:結果のビジュアル テストまたはスクリプトの説明を表示します。
  • 結果の説明:結果の説明を表示します。
  • ビジュアル テスト または スクリプト:再生の一部として正しく実行されたビジュアル テストまたはスクリプトをすべて一覧します。これには、Workbench.RunScript() メソッドを使用して実行された、挿入されたビジュアル テストまたはスクリプトも含まれます。たとえば、ドライバ スクリプトでは、一度の再生により複数のスクリプトが実行されることがあります。さらに、ビジュアル テストまたはスクリプトのバージョンと、ビジュアル テストまたはスクリプトを実行した回数が表示されます。
  • 合格した検証:すべてのビジュアル テストまたはスクリプトで、正常に実行され合格した検証の合計数を表示します。このフィールドの数字をクリックすると 合格 タブが開くため、合格したすべての検証を確認できます。
  • 失敗した検証:すべてのビジュアル テストまたはスクリプトで、正常に実行されたが失敗した検証の合計数を表示します。このフィールドの数字をクリックすると 失敗 タブが開くため、失敗したすべての検証を確認できます。
  • フラグ:ビジュアル テストについて、結果でフラグを付けられた検証ステップの総数です。このフィールドの数値をクリックして、フラグ タブを開きます。フラグは、スクリプトでは使用できません。
  • 開始時刻:最初のビジュアル テストまたはスクリプトの再生が開始された時刻です。
  • 終了時刻:最後のビジュアル テストまたはスクリプトの再生が終了した時刻です。
  • 合計時間:ビジュアル テストまたはスクリプトを再生した合計時間です。
  • 実行したステップ数:実行したステップまたはコード行の総数です。
  • 再生設定:結果の作成に使用される再生オプションのグループである再生設定を表示します。編集 をクリックして再生オプションを表示し、再生設定を設定することができます。
合格 タブ:
再生中に合格した検証が表示されます。
失敗 タブ:
再生中に失敗した検証が表示されます。再生エラーとなったステップはこのタブには表示されません。
フラグ タブ:
結果内のフラグ付きステップが表示されます。結果が作成されたあとで手動でフラグを挿入するか、またはビジュアル テストの再生中にフラグを挿入する検証ロジックを使用することで、結果のステップにフラグを挿入できます。フラグ タブには、結果内のすべてのフラグ付きステップが動的に表示されます。たとえば、合格失敗、または 詳細 タブのいずれかにフラグを挿入すると、Silk Test Workbench によって フラグ タブが自動的に更新され、フラグを付けられたステップが表示されます。
注: ビジュアル テストのフラグ付きのステップは、再生後はこのタブに表示されません。結果でフラグを付けられたステップと検証ロジックで挿入されたフラグのみが、結果の フラグ タブに表示されます。フラグは、スクリプトでは使用できません。
詳細 タブ:
ビジュアル テストの各ステップまたはスクリプトの各コード行に関する情報が表示されます。テスト ステップやコード行の名前、合格/失敗のステータス、説明、フラグのステータスなどです。キーワード駆動テストの場合、詳細 タブにはキーワード駆動テストに含まれ、ビジュアル テストとして実装されているキーワードのステップが表示されます。詳細 タブには、再生の詳細も表示されます。再生中にエラーが発生したとき、そのビジュアル テストまたはスクリプトが他のビジュアル テストから呼び出されていた場合、再生の詳細には、ビジュアル テストまたはスクリプトを呼び出したビジュアル テストのテスト ステップも含まれます。

[結果] ウィンドウのそれぞれのタブで、テスト ステップ ペインの 基本表示 または 詳細表示 のいずれかを選択できます。詳細表示 では、テスト ステップ ペインに追加の列が表示されます。