ビジュアル テストにおける、スクリプトから受け取ったパラメータの使用

スクリプトに対して入力パラメータと出力パラメータが定義されたら、再生中にスクリプトを実行するビジュアル テストに出力パラメータを渡すことができます。ただし、渡されたパラメータをビジュアル テストで使用するには、それをビジュアル テストのローカル変数に設定する必要があります。

  1. ビジュアル テストを開きます。
  2. テスト ステップ ペインで、スクリプトを実行するビジュアル テスト内のステップを選択します。 ステップ テキストは、「.NET スクリプト '資産名' を再生します」のようになります (ここで、資産名 は挿入されたスクリプトの名前です)。

    ステップのプロパティが プロパティ ペインに表示されます。ここには、スクリプトの入力パラメータと出力パラメータが表示されます。

  3. ステップの プロパティ ペインで、出力パラメータ カテゴリを展開します。 スクリプトからビジュアル テストに渡される出力パラメータとして定義された変数の名前が、[出力パラメータ] サブカテゴリに表示されます。これらのパラメータを、ビジュアル テストに作成されたローカル変数に設定する必要があります。 パラメータが プロパティ ペインに表示されない場合は、パラメータが含まれるスクリプトを再読み込みします。これを行うには、挿入されたスクリプト ステップの プロパティ ペインで、名前 テキスト ボックスをクリックし、パラメータ名の更新 をクリックします。
  4. プロパティ ペインで出力パラメータ名のテキスト ボックスをクリックし、リストから適切なローカル変数を選択します。 これにより、スクリプトからビジュアル テストのローカル変数に渡されるパラメータの値が設定されるため、この値をビジュアル テスト内で使用できるようになります。
  5. スクリプトからビジュアル テストに渡す プロパティ ペインの出力パラメータごとに、上記のステップを繰り返します。
    注: スクリプトからビジュアル テストに渡された値を確認するには、結果コメント ステップをビジュアル テストに挿入します。コメントの [式] プロパティに対して、選択 をクリックして 変数 を選択します。渡された値を含むローカル変数をリストから選択します。
  6. ビジュアル テストで、適切なテスト ステップを変更してローカル変数を組み込みます。 ローカル変数によって、スクリプトの出力パラメータからテスト ステップにデータが渡されます。
    1. 使用するステップを テスト ステップ ペインで選択します。
    2. プロパティ ペインで、ローカル変数のプロパティ タイプに対応するプロパティのテキスト ボックスをクリックします。 たとえば、パラメータ カテゴリの text テキスト ボックスをクリックします。
    3. 選択 ボタンをクリックして、変数 を選択します。 変数の選択 ダイアログ ボックスが開きます。
    4. 使用するローカル変数を選択し、OK をクリックします。 ステップ テキストは、次のようになります:「'[localvariablename]' を入力します
再生するビジュアル テストにスクリプトが含まれていて、その入力パラメータと出力パラメータが正しく定義されている場合は、ビジュアル テストを再生すると、ビジュアル テストとこのビジュアル テスト内のスクリプトの間でパラメータを正しく受け渡しできます。
注: 入力パラメータと出力パラメータを作成してビジュアル テストで使用する方法の詳細な例については、「SilkTest Workbench ビジュアル テスト チュートリアルにようこそ」の「ビジュアル テストからのスクリプトの再生」を参照してください。