TrueLog オプションの設定

TrueLog レポートや HTML レポートを有効化すると、Silk4J を使ったテストの実行情報やビットマップを記録できます。

ビットマップやコントロールを記録すると、Silk4J のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。ビットマップをキャプチャして情報を記録すると TrueLog ファイルが大きくなることがあるので、エラーを含むテスト ケースのみを記録するように、詳細情報が必要なテスト ケース用に TrueLog オプションを調整できます。

テストの実行結果は、TrueLog レポートでは TrueLog Explorer を使って、HTML レポートではブラウザーを使って検討できます。TrueLog Explorer の詳細については、 『Silk TrueLog Explorer Silk Test のヘルプ』を参照してください。

注: Silk Test 17.5 以降では、TrueLog ファイルのサイズを小さくするために、TrueLog ファイルのファイル形式が .xlg 形式から .tlz 形式に変更されました。.xlg 拡張子のファイルには、自動的に .tlz 拡張子が追加されます。.tlz 形式の結果データを解析するときには、.tlz ファイルを展開し、展開された .xlg ファイルを使ってデータを解析することもできます。

結果データの作成を有効化したり、Silk4J が収集する情報をカスタマイズするには、次の手順を実行します。

  1. Silk4J > オプションの編集 をクリックします。 スクリプト オプション ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. TrueLog タブをクリックします。
  3. 基本設定 領域で TrueLog の有効化 チェック ボックスをオンにします。
    • 正常なものとエラーになったものを両方とも含めて、すべてのテスト ケースのアクティビティを記録するには、すべてのテストケース をクリックします。これは、デフォルトの設定です。
    • エラーが発生したテスト ケースのみのアクティビティを記録するには、エラーのあるテストケース をクリックします。
  4. 結果の形式を選択します。
    • TrueLog レポート (.tlz) を選択すると、TrueLog Explorer で開くことのできるビジュアル実行ログが生成されます。
    • HTML レポート を選択すると、ブラウザーで表示できる HTML ベースのレポートが生成されます。
    • 両方 を選択すると、TrueLog レポートと HTML ベースのレポートの両方が生成されます。
  5. TrueLog の場所 フィールドで TrueLog ファイルの名前とパス(省略可能)を入力するか、参照 をクリックしてファイルを選択します。 パスは、エージェントを実行しているマシンの相対パスです。デフォルト パスは Silk4J プロジェクト フォルダのパスであり、デフォルトの名前はスイート クラスの名前に拡張子 .tlz を付けたものになります。テストを並列実行する場合などに、TrueLog ファイルが上書きされないようにするため、TrueLog ファイル名にプレースホルダーを使用することができます。これらのプレースホルダーは、実行時に適切なデータに置換されます。HTML レポートは、指定した TrueLog の場所 のサブディレクトリに作成されます。
    注: パスは、実行時に検証されます。Silk Central によって実行されるテストは、スクリーンショットを結果ビューに表示できるようにするために、この値を Silk Central 結果ディレクトリに設定します。
  6. スクリーンショット モード を選択します。 デフォルトは、エラー時 です。
  7. 省略可能:遅延 を設定します。 この遅延により、ビットマップが撮影される前にオペレーティング システムがアプリケーション ウィンドウを描画する時間を確保できます。キャプチャされたビットマップでアプリケーションが適切に描画されない場合は、遅延時間を増やしてください。
  8. OK をクリックします。