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[表示オプションの設定]ダイアログボックス

表示方法
  1. VT端末セッションを開きます。

  2. 端末の構成]で[表示オプションの設定]をクリックします。

オプションは次のとおりです。

[ディスプレイメモリ]

ディスプレイメモリには、ディスプレイ上に表示される情報と、ディスプレイ上に表示されない情報 ([スクロールバックを使用する] がオンの場合) が含まれます。これは、ホストから PC に送信された最新情報の記録です。ディスプレイメモリにはテキストしか格納されません。したがって、画面上にグラフィックが表示されている場合、その画面を表示領域外にスクロールした時、グラフィックはディスプレイメモリに格納されません。

[メモリブロック (8K/ブロック)] ディスプレイメモリに割り当てるメモリブロックの数を入力します。

既定値は、各8Kバイトのブロックを9個、つまり72Kのディスプレイメモリになります。1 行がちょうど 80 文字だとすると、既定では、約 22 ページ分のテキストをディスプレイメモリに格納できます。

使用バイト数は、テキストの各文字を基準にして計算されます。各行のテキストが右余白に達していない場合、その分だけディスプレイメモリのページ数が多くなります。
[スクロールバックを使用する] スクロールバックが有効な場合は、端末画面外にスクロールされた行のバッファがセッションで維持されます。これにより、ユーザはこのバッファを前にスクロールして、参照またはコピーできます。実際の端末にはこの余分のメモリがないため、この選択をクリアすると端末の動作が正確にエミュレートされます。

メモ: この設定はVT420、Wyseのページメモリに影響を与えません。
[空行を圧縮する] オンにすると、複数の空白行が 1 行の空白行に圧縮されるので、ディスプレイメモリを節約できます。
[クリアする前に表示内容を保存する] オンにすると、ユーザまたはホストによって画面がクリアされる時、画面上のデータがディスプレイメモリに保存されます。オフにすると該当データは破棄されます。
[スクロール領域外を保存する] スクロール領域が画面上で設定されている場合、既定値では、スクロール領域の範囲外にスクロールしたテキストはディスプレイメモリに保存されません。スクロール領域のテキストをディスプレイメモリに保存するには、このオプションをオンにします。

スクロール領域をテキストエディタで設定する場合に、このオプションをオンにすると、ディスプレイメモリがすぐにいっぱいになってしまう可能性があります。これは、ドキュメントをスクロールするたびに、ディスプレイの上部にスクロールして見えなくなるテキストが、ディスプレイメモリに格納されるからです。通常、このオプションはオフのままにしておきます。

[スクロールする]

[スムーズスクロール] 選択した場合は、ホストから行を受信するのに従ってすべての行が順番に表示されます (行を受信してから行が表示されるまでの間に遅延が発生する場合もあります)。
[ジャンプスクロール] 選択した場合は、行データがホストから受信されるとすぐに表示されます (一部の行がスキップされ、表示されない場合もあります)。スキップされた行は、ディスプレイメモリに取り込まれるので、ディスプレイメモリを使ってスクロールバックすると見ることができます。

この設定の効果がはっきり現われるのは、ホストからのデータ送信速度がその表示速度を上回る場合だけです。
[ジャンプ速度] ホストからのデータの送信速度に追随する必要がある場合に、スキップする行の数を選択します。

[制御コード]

VT 端末文字セットには、10 進値 0 ~ 31 および 127 ~ 159 の 65 個の制御コードがあります。

[制御コードを実行する] オンにすると、ホストから受信した制御コードが実行されます。例えば、復帰文字を受信すると、カーソルが左余白に移動します。
[制御コードを表示する] 制御コードを実行しないで表示したい場合は選択します。これを利用すると、ホストから受信した文字およびキーボードによって生成された制御コードが正確にわかります。

マウス

マウスカーソルの形状 マウスカーソルの表示を 矢印かアイビームポインタから選びます。

寸法

[行数] 画面上の行数 (ステータス行は含まない) を指定します。これにより表示のサイズが定義され、ホストはこの領域のどこにでもカーソルを配置して文字を書き込むことができます。指定できる最大行数は、画面の解像度によって異なります。ビデオアダプタの画面解像度が高いほど、画面上に表示できる行数が多くなります。

行数を変更すると、指定された行数が端末ウィンドウに表示できるように、文字が垂直方向に拡大または縮小されます。この時、それまで画面に表示されていた内容はすべて消去されます (ディスプレイメモリがクリアされます)。

ここで行数を変更しても、ホストが認識できる行数は変わりません。
[1 行あたりの文字数] 端末ウィンドウのスクロール領域の 1 行あたりの文字数 (桁数) を、80 ~ 999 の値で指定します。

1行あたりの文字数を変更すると、すべての文字が端末ウィンドウに収まるように、フォントサイズが調整されます。端末ウィンドウに収まらない文字がある場合は、ステータスバーの右に水平スクロールバーが表示されます。

ここで1行あたりの文字数を変更しても、ホストが認識できる1行あたりの文字数は変わりません。

メモ: 画面の1行あたりの文字数を変更すると、プリンタの桁数([ページオプション]ダイアログボックスの[桁数]ボックス)が自動的に変更されます。

オプション

メモ

オプション]での設定を使用できるのは、セッションがクラシックユーザインタフェースモードで実行されている場合のみです。

[ウィンドウのタイトル] Reflection のタイトルバーに表示される文字列を指定します。Reflection が実行中、この文字列もタスクバーに表示されます。Reflection が実行中で最小化されている場合、構成された文字列は、タスクバーに表示されます。

ボックスに最大 260 文字まで入力します。事前に定義されたショートカットで入力すると、オプションがボックスに追加されます。事前に定義されたショートカットとオプションは、次のとおりです。
  • &a: ローカルIPアドレス
  • &c: 接続済み、または接続なし
  • &d: 日付 (Windowsで設定されている形式が使用されます)
  • &f: 設定ファイル名または「無題」
  • &h: ホスト名
  • &n: 完全な製品名
  • &r: Reflection
  • &s: セッション名
  • &t: トランスポートの種類 (ポート名)
  • &u: 製品名
  • &v: 製品バージョン番号
  • &y: 端末の種類
  • &&: アンパサンド記号 (1 & 記号を生成するため)

例として、キャプションを&r - &s - &cに設定すると、Reflectionが実行中であって最小化されていなければ、Reflection表題バーまたはタスクバーに「Reflection Workspace - TELNETを介したホスト名-接続済み」のようなテキストが表示されます。(正確なテキストは設定によって異なります。)新たに作成されたセッションのデフォルトは &f - &n です。

メモ: 以前のReflectionからの設定ファイルが、[クラシック]モードで表示されます。Reflection の設定ファイルの以前のバージョンからのサポートされていないショートカットは保持され、書面の形で表示されます。
[メニューバー表示] クラシックモードでメニューとツールバーを表示します。

メモ: このオプションが選択されていない場合は、[Reflection]ボタンをクリックしてから、[メニューバー表示]を選択することでメニューを表示できます。
[ステータスバーの表示] ステータスバーをクラシックモードで表示します。